アメリカンフットボールの試合で良く耳にするレフリータイムアウト。そもそもレフリータイムアウトはどのような意味なのか、そしてどのような場面で適用されるのか。審判によるタイムアウトであるレフリータイムアウトについてご紹介する。
![アメフト レフリータイムアウト](https://second-effort.com/wp-content/uploads/2017/04/referee-timeout.png)
レフリータイムアウトとは
レフリータイムアウト(Referee Timeout)とは、アメリカンフットボールの試合中にレフリー(主審)が試合を中断するために用いるタイムアウトを意味する。レフリータイムアウトが適用されている間は計時は停止され、その長さに制限はない。なお、レフリータイムアウトの回数にも制限はなく、レフリーの判断によって必要なタイミングで試行することができる。
レフリータイムアウトになるケース
レフリータイムアウトは、「負傷者のためのタイムアウト」として、負傷した選手がフィールド外に出るための時間を確保するために用いられることがほとんどである。
![アメフト 負傷](https://second-effort.com/wp-content/uploads/2017/04/americanfootball_ingured.png)
その他には、天候の悪化やスコアボードの故障など、プレイ継続に影響をきたす事象が発生した際にレフリータイムアウトがとらえる。
しかし、審判は公式規則で規定されていない事態に対しても、任意なタイムアウトをレフリー タイムアウトとして取ることができる。そのため、レフリータイムアウトに関するあやゆる判断は審判に委ねられている。
審判のシグナル
審判がレフリータイムアウトを施行する際には、両手を頭の上でクロスしてから両腕を広げる動きを繰り返す。このジェスチャーは、計時停止する際のシグナルであり、このシグナルを発信する際は、主審のみでなくすべての審判員が同じジェスチャーをする必要がある。
![レフリータイムアウト シグナル](https://second-effort.com/wp-content/uploads/2017/04/referee_timeout_signal.png)
出典:アメリカンフットボール公式規則