NFLの選手は、非常に高い年俸をもらえる一方で、身体への負担も大きいために選手寿命は平均して3年少々と非常に短い。そんなNFLの選手が引退後に受け取ることのできる、NFLのチーム・リーグ側と選手会(NFLPA)との間に結ばれている労使協定(CBA)にもとづく選手のための年金制度についてご紹介する。
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この記事は、UNION FINANCIAL PARTNER(英語)にもとづいて作成されています。
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基本年金(Retirement Plan)
NFLの基本年金は、月560ドル(約7.5万円)を在籍期間にかけた額が支給される。支給のタイミングは、選手が引退後55歳になったタイミングからである。受給資格は、NFLに在籍4年以上であり、この資金は所属していたチームが拠出することになる。
確定拠出年金(NFL Player Second Career Savings Plan)
確定拠出年金(401型)は、一般的にも知られている私的年金であり、一定額を掛け金として選手が拠出して運用する年金である。支払われた掛金が自分の口座に積み立てられ、運用して得られた給付金が将来的には自分に戻ってくるのだ。具体的には、選手1ドルに対し、チームが2ドル拠出する。最大拠出の限度額は、2万8000ドルと決められており、受給資格は、在籍3年以上だ。
選手年金プログラム(Player Annuity Program)
選手年金プログラム(Player Annuity Program)は、早ければ35歳から5年間月払いや年一括払いで受け取ることができる年金である。この資金はチームが拠出し、受給資格はNFL在籍5年以上である。
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