NFLはアメリカのスポーツであり、アメリカ社会に代表される「人種のるつぼ」のようにNFLのフィールド上でも、黒人白人問わず活発にプレイをしていることがわかる。
そんなNFL界でもデータにすると我々の予想とは少し異なる傾向がわかる。(あくまでも人種的な違いを見極めるためのデータであり、人種差別を示唆するための分析ではないのでご留意いただきたい。)
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NFLの黒人の割合は全体の70%
HUFFPOSTのレポート(英語)によるとNFL全体に占める黒人選手の割合は、70%にものぼるといわれている。アメリカ人のわずか6%が黒人であるという現状に照らし合わせると、NFLで活躍する黒人選手の割合は圧倒的に高いことがわかる。
ポジション別の白人と黒人の割合
オフェンス編
オフェンスラインのセンターとクォーターバック(QB)は80%以上が白人選手であることがわかる。その一方で、バックスといわれるランニングバック(RB)とワイドレシーバー(WR)では80%以上が黒人選手である。その他のタイトエンド、タックル、ガードはそれぞれ同じ割合で分散している。
ディフェンス編
ディフェンスでは、全体の80%以上が黒人選手で構成されているといわれている。ポジションごとにみても黒人選手の方が圧倒的に多く、コーナーバックに限っては99%以上が黒人選手である。陸上でも黒人選手の活躍がめだつように、俊敏性、跳躍力、持久力など生まれ持っている運動能力が高いことが原因と考えられる。
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