アメリカンフットボールは、陣取り合戦であるため、相手の陣地に攻め込むことで得点を獲得することができる。アメフトの得点には、5つのパターンがあるので、それぞれについて紹介する。
タッチダウン6点
タッチダウン(Touch Down)とは、相手の陣地に攻め込むプレーによってエンドゾーンに到達することである。ラグビーと違い、ボールは地面に着地させる必要はなく、ボールがエンドゾーンにさしかかった時点でタッチダウンが認められるため、エンドライン上にボールがさしかかったタイミングで得点を獲得できる。
PAT(キック)1点
タッチダウン後には、必ずもう一度だけゴールを狙うチャンスが与えられる。それをポイントアフタータッチダウン(Point After Touchdown)と呼び、オフェンスはプレイかキックのどちらかを選択する。ポイントアフタータッチダウンをキックで得点した場合は、追加で1点を得ることができる。
PAT(プレイ)2点
タッチダウン後のポイントアフタータッチダウンをプレイで得点した場合は、追加で2点を得ることができる。
フィールドゴール3点
フィールドゴール(Field Goal)とは、タッチダウンが狙えない時にキックでゴールを狙うことを意味する。相手の陣地に攻め込むも、タッチダウンできないがキックならゴールに届くと判断したときにフィールドゴールを選択する。キックしたボールがゴールポストを通過したら3点を獲得できる。
セーフティ2点
オフェンスのボールキャリアが自陣のエンドゾーン内でタックルされると、ディフェンス側に2点が入る。ディフェンス側からしたら、敵陣で相手を潰したことになるので、ディフェンスに得点が加算される仕組みだ。このセーフティは、オフェンス側にとっては非常に痛手となる稀に起こるプレイである。