アメフトのエンドゾーン(ゴールラインとエンドライン)とは?タッチダウンが決まる場所

エンドゾーンの意味

アメフトのエンドゾーンとは、フィールドの両端にあるエリアを意味する。ボールを保持した選手がエンドゾーンに到達するか、エンドゾーン内でパスをキャッチすることでタッチダウンとなる。エンドゾーンは、ゴールラインとエンドラインで構成されている。

アメフト エンドゾーン
  • エンド ゾーンとは、フィールドの両端にあり、ゴール ライン、両サイドラインおよびエンド ラインで定義される長方形の区域のことである。
  • ゴール ラインとゴール ラインのパイロンは、エンド ゾーンに含まれる。
  • チームのエンド ゾーンとは、そのチームが守っているエンド ゾーンのことである。

ゴールライン

ゴール ラインは、フィールド オブ プレーの両端にあり、2つのサイドラインを結び、フィールドオブ プレーとエンド ゾーンとを隔てる垂直な面の一部である。ゴール ラインはパイロンを含む、パイロンからパイロンまでの面である。両ゴール ライン間は、100ヤードである。ゴール ライン全体はエンド ゾーンに含まれる。チームのゴール ラインとは、そのチームが守っている側のゴール ラインのことである。

エンドライン

エンド ラインは、両ゴール ラインの後方10ヤードに両サイドラインを結んで引かれ、エンド ゾーンとアウト オブ バウンズの区域を隔てるラインである。エンド ラインはそれ自体がアウト オブ バウンズである。(公式規則より一部抜粋)

エンドラインの奥行き、つまりゴールラインとエンドラインの間は10ヤードと決まっている。この10ヤード以内にボールキャリアやパス保有者が入った時点でタッチダウンが認められる。

タッチダウンの定義

ランプレイの場合

アメフト タッチダウン

タッチダウン(Touch Down)とは、相手の陣地に攻め込むプレーによってエンドゾーンに到達することである。ラグビーと違い、ボールは地面に着地させる必要はなく、ボールがエンドゾーンにさしかかった時点でタッチダウンが認められるため、エンドライン上にボールがさしかかったタイミングで得点を獲得できる。

パスプレイの場合

アメフト パスキャッチ

パスプレイは、キャッチしたレシーバーの少なくとも片足がエンドゾーン内に着地して初めてパス成功でタッチダウンとなる。ライン上に足が乗っている状態であれば、アウトオブバウンズとなるため、足が線よりもフィールドの内側に入っていることが重要だ。

日本のアメフトルールでは片足のみがゴールライン内に入っていればタッチダウンだが、NFLの場合は両足がゴールライン内に入っている必要がある。

アメフト エンドゾーン