ランニングバックのパスキャッチ!試合で使えるRBのパスコース4選

DAZNのNFL Game Pass

アメリカンフットボールで走るスペシャリストであるランニングバック。そんなランニングバックもパスをキャッチすることがルール上認められている。そのため、オフェンスの戦略としてランニングバックを活かしたパスプレイが存在するのだ。アメフトファンなら知っておくべき4つのRBパスルートをご紹介する。

スクリーンパス(Screen Pass)

スクリーンパスは、オフェンスラインの壁をスクリーンにみたてて名付けられたショートパスのことを意味する。オフェンスラインの選手は意図的にディフェンスの選手をブロックせずにQBにタックルにいかせるのだ。QBに向かうディフェンス選手の背後にランニングバックが抜け出して、QBがパスを投げる。残っているオフェンスラインの選手がランニングバックのリードブロッカーとなってロングゲインをすることができる。

スクリーンパス

上の例は、プレイアクションからのスクリーンパスの展開であるが、通常のパスプレイと見せかけてからのスクリーンパスの展開もある。オフェンスの戦術に応じて、スクリーンパスを上手く活用しましょう。

 

ショベルパス(Shovel Pass)

ショベルパスは、スクリーンパスと類似している。QBが意図的にディフェンスの選手を引きつけて、スクリメージ付近にいるランニングバックにトスやピッチをする。ディフェンス選手はQBに向けっているため、ランニングバックの後ろにディフェンス選手、ランニングバックの前にオフェンス選手がいるため、ロングゲインが期待できる。

スクリーンパスとの違いは、スクリーンパスはパスを投げるのに対して、ショベルパスはトスやピッチでボールを渡す。

ショベルパス

ドロープレイとも類似しているが、ドローはハンドオフするのに対して、ショベルパスはトスやピッチでボールを渡す。ドローよりもインターセプトのリスクは高まるがロングゲインが期待できる。

スウィングパス(Swing Pass)

スウィングパスとは、ランニングバックの位置から、ほぼ真横に走り出し、QBからパスを受け取るプレイである。パスキャッチ後には、オープンサイドにランニングバックが持ち前の走るテクニックでロングゲインを足で狙う。ボールを横に振る(スウィング)ように投げてプレイを展開するため、スウィングパスと呼ばれている。

スウィングパス

 

ホイールパス(Wheel Pass)

ホイールパスは、ランニングバックの位置から縦向きのパスコースに走り、パスをキャッチするプレイである。ランニングバックのパスプレイの中ではもっともロングパスであり、成功するとロングゲインを狙うことができる。パスプロテクションが手薄になる上に、長時間のパスプロテクションが必要なため、強いオフェンスラインがいるチームは活用できるだろう。

ホイールパス
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