アメリカンフットボールのスパイクには、大きく分けて2種類「固定式シューズ」と「交換式シューズ」がある。それぞれに用途があるため、その違いを正しく理解したうえで自分に合ったスパイク選びをしましょう。
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固定式スパイクの特徴
スパイクの裏面をみたときに、凸凹が着脱できないように固定されているシューズが「固定式スパイク」と呼ばれているものである。主に合成樹脂やプラスチック、ナイロンが用いられており、芝用として利用されることが多い。
固定式のメリット
- 着脱するための金具等を必要としないのでスパイクが比較的軽く、走るスピードを高めやすい
固定式のデメリット
- スパイクは摩耗・消耗品であるため、固定式の裏面の凸凹が削れたら買い換える必要があり長持ちしにくい
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交換式(取り替え式)スパイクの特徴
スパイクの裏面をみたときに、凸凹(クリーツ)が着脱できないようにネジ加工されているシューズが「交換式スパイク」と呼ばれているものである。クリーツレンチと呼ばれるもので、クリーツを着脱して凸凹の取替を行う。
交換式のメリット
- スパイクの凸凹が古くなって削れたら交換できるため、スパイクが長持ちする
- スパイクの凸凹の長さを変えられるため、グランドのコンディションに応じて柔軟に対応できる
交換式のデメリット
- 着脱させるためのネジ加工があるため、固定式に比べて重くなる
- スパイクの重さに連動して足への負荷がかかる
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クリーツ(ポイント)の種類と特徴
アメフトのスパイクの裏面のポイントのことをクリーツと呼んでおり、複数の種類が存在する。
アルミ製クリーツ
アルミ製のクリーツは、硬さが特徴であり土のグランドで使われることが多い。また、耐久性に強く長持ちするため、練習中にアルミが使われる。
ナイロン製クリーツ(スチール入り)
ナイロン製は、芝を傷つけにくいため、主に芝のフィールドで用いられる。「スチール入り」のクリーツは、「スチールなし」よりも耐久性に優れている。
ナイロン製クリーツ(スチールなし)
ナイロン製は、芝を傷つけにくいため、主に芝のフィールドで用いられる。「スチールなし」のクリーツは、「スチール入り」よりも軽量である。
長さの異なるクリーツ
クリーツには、13mm、16mmなどと長さが異なる。グランドのコンディションに応じて使い分け可能であり、土のグランドで雨の日に使う場合は、しっかりと踏み込める長いクリーツに交換することがオススメだ。