アメリカンフットボールの大切な装備の一つであるフェイスマスク(フェイスガード)。実は、そのフェイスマスクには様々な種類があり、ポジションによって必要とされるカタチが異なるのだ。間違ったフェイスマスク選びをしてしまうと最大のパフォーマンスを発揮できない可能性も・・・。自分のポジションに合ったフェイスマスクを選んで試合に挑めるようにしましょう。
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クオーターバック(QB)とワイドレシーバー(WR)向けフェイスマスク
クオーターバックには、全フィールドを見渡すことができる視野の広さが求められる。ワイドレシーバーも同様に、ボールの軌道を追える視野の広さが必要だ。
そんな両者にとって最もふさわしいフェイスマスクは、口のみを守る(ROPO – Reinforced Oral Protection Only)ものが望ましい。ディフェンスにおいては、コーナーバックやセーフティといったディフェンスバック(DB)からも採用されることが多い。
ランニングバック(RB)向けフェイスマスク
ランニングバックにふさわしいフェイスマスクは、QBやWR用のものと類似しているが、目を守るために横の棒が入ったもの(EGOP – Eyeglass & Oral Protection)が望ましい。タックルされた際に手が目に入ってくるのを防ぐためである。ランニングバックはタックルされるターゲットとなることが、他のバックスに比べて多いため、視野の確保よりも目の保護を優先しているのである。
オススメ情報ランニングバック(RB)のポジション紹介
ライン(OL・DL)向けフェイスマスク
ラインマンは、オフェンスとディフェンスに関わらず、プレイヤーの中で最も顔を守る必要があるポジションである。すべてのプレイにおいて、ライン同士が手で上半身を押し合うため、故意でなくても手が顔を直撃することが多々ある。
そのため、ラインマンのフェイスガードは顎まで覆われたもの(RJOP – Reinforced Jaw & Oral Protection)を利用する。以下の通り、すべてのラインマン用のフェイスマスクは、相手の手や指から顔・顎・首を守れるようになっている。
ラインバッカー(LB)とフルバック(FB)とタイトエンド(TE)向けフェイスマスク
これらのポジションは、タックルもブロックもランもパスキャッチも必要とされる。そのため、「視野の広さを強みとする」か「ブロックを強みとする」か「ランプレイを強みとする」か「パスキャッチを強みとする」かなど、自分のプレイスタイルに応じて、上で述べたフェイスガードに適したものを選ぶことがオススメだ。
フェイスマスクは、「視野と安全のトレードオフ」であるため、上で述べた3種類の軸を中心に吟味すると良い。迷った場合は、RB向けのフェイスマスクが最も汎用性が高いため、そちらを選ぶと良いだろう。
フェイスマスクの素材
フェイスマスクのカタチを選んだ後は、素材を決定する必要がある。主に、カーボン・ステンレス・チタンの3種類の素材があり、見た目上の違いはないが強度と重さに違いがある。
カーボン
カーボンはもっとも主流の素材であり、基本的にカーボンで不自由なく利用できる。
ステンレス
ステンレスは、カーボンよりも軽くて強度も強いが、値段は少々高くなる。
チタン
チタンは、ステンレスよりも60%軽く、約2倍ほどの強度を誇る。NFLでも利用されている素材であるが値段は最も高くなる。