アメリカンフットボールの試合は多くのルールが存在しており、対応すべき何かが起きたときにはレフリー(審判)がジェスチャーをしながら選手・スタッフおよび観客に対してシグナルを出す。
試合進行のために必要なものや、反則を知らせるために必要なものなど、審判のシグナルには様々なものがあるため、以下に審判のジェスチャーをまとめてご紹介する。なお、NFLの審判のジェスチャーも同じである。
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試合進行のためのシグナル
アメリカンフットボールの試合進行のために必要な司令が、主審であるレフリーのジェスチャーによって行われる。以下には、試合進行で必要な審判のシグナルをご紹介。これらを覚えることで、実際にアメフト試合の観戦にいったときも解説なしでプレイを楽しむことができる。
レディーフォープレイ | 計時開始 |
計時停止 | メディアタイムアウト |
タッチダウン、フィールドゴール成功 |
セイフティ |
計時停止デッドボール中の反則、タッチバック(左右に振る) | ファーストダウン |
ロス オブ ダウン | パス不成功、トライ・フィールドゴール失敗、罰則の辞退、後半のトスの選択 |
正当なタッチ | 不用意なホイッスル |
無効なフラッグ | 節(クオーター)の終了 |
サイドラインへの警告 |
反則を示すためのシグナル
アメリカンフットボールには、複数の反則があり、その反則の内容に応じてペナルティの重みも異なる。黄色い旗のイエローフラッグが投げ込まれたあとに宣告される「反則」を理解するためのシグナルが以下にまとめられている。試合中に「今、何が起きているのか?」を把握するためには必須のため、ぜひご参考にしていただきたい。
不正なタッチ | |
キャッチ不可能なパス | オフサイド |
フォルス スタート、エンクローチメント、不正なフォーメーション | 不正なモーション(片手)、不正なシフト(両手) |
ゲームの遅延 | 交代違反 |
装具の違反 | ターゲティング |
ホース カラー タックル | 手の顔に対する使用 |
アンスポーツマンライクライクコンダクト(スポーツマンらしからぬ行為) | サイドラインの妨害 |
ラフィングおよびランニング イントゥ ザ キッカー/ホルダー | 不正なバッティング、 不正なキッキング (続いてつまさきを指す) |
不正なフェキャッチ | パス インターフェランス、キックをキャッチする機会の妨害 |
ラフィング ザ パサー | 不正なパス、不正な前方への手渡し |
インテンショナル グラウンディング | 無資格レシーバーのダウンフィールドへの侵入 |
パーソナル ファウル | クリッピング |
腰より下へのブロック、不正なブロック | チョップ ブロック |
ホールディング、不正な妨害、手や腕の不正な使用 | 背後への不正なブロック |
ヘルピング ザ ランナー、インターロックド ブロッキング | フェイスマスク |
トリッピング | 資格没収 |
出典:NCAA RULES AND INTERPRETATIONS
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