アメリカンフットボール部に勧誘された方、なんとなく興味がある方は、事前にアメフト部に入部することの良い点と悪い点を理解しておく必要がある。今回は、実体験とインタビューをもとにメリットとデメリットをすべてご紹介する。
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メリット1 強靭なムキムキの身体を作り上げることができる
アメフトは、チームで取り組む格闘技とも表現されるだけあり、身体づくりは必須である。日々の練習やジムトレーニングなどを重ねて、ポジションに問わず強い身体づくりができる。
例え、入部時点では、痩せ型であっても、背が低くても問題がなく、ゼロから鍛える仕組みが各アメフト部にはある。
関連情報:NFL式の筋トレメニュー!アメフト選手の筋肉を爆発的に鍛えるトレーニング
メリット2 熱狂的な女性ファンからモテることがある
アメフトに一部の熱狂的なファンである「アメフト女子」がいるのはご存知だろうか?大学のアメフトの試合を観戦にいくと熱狂的なファンである若い女性たちが応援にきており、選手名簿一覧をみながらプレイを楽しんでいるのだ。
なぜアメフトがモテるのかについては、以下のページを参考にしていただきたい。
参考:アメフト女子たちに聞いてみた!アメフト選手がモテる3つの理由
メリット3 社会人を含めて人脈を広げることができる
アメフトは激しいスポーツだけに、チーム内のメンバー同士の結束は他のスポーツよりも強まりやすい。また、アメフト経験者はアメフトにはまり込むことが多くて、自分の卒業校への愛着も非常に強いため、OBとの縦の繋がりも非常に強いのだ。したがって、現役メンバーとの横の繋がりと社会人になったOBとの縦の繋がりを広げて、喜びや学びを分かち合うことができる。
メリット4 就活に有利になることがある
アメフト部の経験者は、就活時に強い効果を発揮することがある。その大きな要因は、「体力・根性があると評価される」こと。アメフトを詳しくしっている人は少ないものの、タフなスポーツであることは誰もが知っているなかで、アメフト部の出身であるというだけでほとんどの採用担当者は、体力面に期待感をもってくれる。
また、面接官の人は、数多くの面接をしている中ですべての人を覚えるのは難しい。そんな中で、アメフトを経験していると「アメフトというスポーツ自体の珍しさ」とアメフトで培った「体格のインパクト」で自分のことを覚えてもらえる確率が高く、非常に大きな強みとなる。
最後に、あまり期待するものではないが、会社によっては特定のアメフト部の採用枠が設けられており、OBの繋がりを頼りに優遇して採用してもらえることがある。傾向としては、体力勝負といわれる保険や銀行の営業職が多いといえる。
関連情報:就職前のアメフト部員必見!就活で「体育会」を有利に活用する方法
デメリット1 怪我をする率が他のスポーツより高い
アメフトは、先述の通りチームで戦う格闘技と呼ばれており、防具を身にまとっているため、100%の力でヒットが行われる。
そのため、怪我率はラグビーよりも高く、この点は念頭に入れておきたい。しかし、自分の対策と努力で怪我のリスクは最小化できるため、あまり怯える必要はない。
参考:アメフトに怪我は付き物!?怪我率が高い理由について徹底解説
デメリット2 一定のお金を用意する必要がある
アメフトを始めるためには、防具の一式を購入しないといけない。これに加えて、部費・合宿費・保険料などが必要となる。後者は他の部活でも同様に必要だが、アメフト特有の費用としては、防具(ヘルメット、ショルダーパッド)がありおよそ10万円が必要となる。
以下のページに、アメフトを続けるために必要な費用の概算が公開されている。
参考:アメフトに費用は総額いくらかかるの!?入部前に知っておきたいお金事情
デメリット3 ある程度の時間の制約がある
どの部活でも同じだが、チームとして動いている以上は、時間的な制約は免れない。部活動の時間や練習着の洗濯など、アメフトを始めることで、アメフトに注ぐべき時間は増える。そのため、バイトや勉強へ支障をきたすのではないかと心配する方も多いだろう。
ただし、アメフトはシーズンによってオンとオフが明確に定められているため、オフシーズンを活用してアルバイトや趣味・勉学に集中することができるので、その点は安心だ。