アメリカンフットボールを続けている選手は、大学3年生になると就活を意識し始めて、大学4年生になると「部活動」と「就職活動」の板挟みになる。そんな就活を控えた大学生のために、アメフト体育会だからこそ活かせる就活のヒントをご紹介する。
メニュー
就活の時期
就職活動は、大学3年生の12月から本格的に始動して大学4年生の夏手前に終了する流れが一般的である。アメフトの秋シーズンでの出遅れが心配されるが、春シーズンが始まるまでの間で短期集中的に内定を勝ち取りたい。
就活の悩みは「時間の確保」
アメフトを部活動で続けている大学生の皆さんは、体育会特有のの就活に対する不安や心配を抱えていることが多い。そんな悩みは、次のようなものである。もし、以下のどれか一つにでもあてはまる場合は、ぜひ読み進めていただきたい。
アメフト学生の悩み実例
- インターンシップに参加できなかった
- 就活を始めるのが遅くなってしまった
- 部活との両立で体力的にしんどい
- 説明会や就活イベントに参加できなかった
- 自己分析をする時間が限られてしまった
- エントリーシートの提出が限られてしまった
アメフト学生が就活で有利な3つの理由
その1:面接官は体育会に対してプラスのイメージを既に抱いている
全国の就活生の中で体育会の人はたったの8%であるといわれている。そんな限られた就活生たちに対しては、面接官は以下の点においてプラスの印象を抱いており、この時点で一般の就活生と差別化がされている。
- 目標に対して責任をもって取り組むことができる
- 失敗をバネにして成功を手にする大切さを知っている
- 同じ目標に向かって仲間と共に邁進することができる
- 体力を武器に泥臭い仕事でも継続的に成し遂げることができる
- 先輩や上司との上下関係やコミュニケーション方法を熟知している
- 時間厳守などの規律正しい生活ができる
- 集団行動ができる協調性がある
その2:アメフト特有の「見た目インパクト」で面接官に覚えてもらえる
アメフトに本気で取り組んでいるあなたは、一般の就活生と比較した際に「見た目のインパクト」も卓越している。アメフトの「トレーニングで培った肉体」と「焼けた肌」は、面接の会場に入ったときから圧倒的な存在感であるに違いない。日々、何十人もの就活生を面接してきている面接官の記憶に残ることは非常に大切だ。
その3:OBの人脈によって就活中に支えられることがある
アメフトは、チームあたりの人数が多い特徴がある。そのため、部員が卒業するたびにOBの数は純増していくため、大きなOBネットワークが広がっていることが多い。そのため、自分が興味のある企業や業界に、少なからず一人はOBが社員として働いている可能性が高いのだ。OBは、現役の部員に対しては非常に手厚いサポートをしてくれる傾向にあるため、OB訪問などを積極的に行える環境が整っている。