先日、中国から来たキッズ(小学生)フットボールチームのクリニックにRBコーチとして参加してきました。
三日間に渡るクリニックの内容はボールの持ち方、ハンドオフの仕方、簡単なステップなど基本中の基本でしたが、キッズは英語も日本語もわかりませんし僕も中国語がわかりません。
言葉が全く通じない中で身振り手振りジェスチャーを使って教えるのはとても大変でしたが、それでも1日目から3日目の成長は著しく、子供達はスポンジのように教えてもらったことを吸収していきました。
純粋にボールを追いかけ、新鮮な練習の一つ一つを無我夢中になって楽しんでいる姿をみて、自分がフットボールを始めた頃を思い出し懐かしく思いました。
三日間のクリニックを締めくくるオービックシーガルズ大橋誠GMのキッズに向けたお話しがとても印象に残りました。
これから先のフットボール人生で何度も倒される事があるだろうけど、その度に立ち上がる事。そしてそれは人生でも同じだよと言った内容でした。
彼ら中国のキッズがこの先どこまでフットボールを続けてくれるのかはわかりませんが、負けた事がない選手なんてなかなかいません。悔しい思いをしても長くフットボールを続けて欲しいなぁ、また成長した姿を見てみたいなぁなんて思ったり。
自分のここまでのフットボール人生を振り返ってみても、何度も負かされその度に立ち上がってきた糧が今の自分へと成長したんだなと改めて初心を思い出させられました。
ところで、中国のフットボールは国際試合の結果的にもまだまだこれからといったレベルの様子ですが、今回中国のチームのコーチ、選手達の学ぼうとする意欲は見習いたいなというものがありました。
アメリカ挑戦という自分の立場に置き換えてここまで貪欲になれているかなと自問自答できた良い機会となったので、今後も向上心を大切にして頑張ろうと思います!