NFLのファンであれば一度は聞いたことのある「コミッショナー」という言葉。リーグの重要な人物であることは想像できるが、実際にコミッショナーが務める役割はどういったものであろうか?これまでの実績をもとにコミッショナーの役割を解説する。
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コミッショナーの意味
コミッショナーとは、組織における最高の権限を有する責任者を意味する。NFLのコミッショナーは、National Football League (NFL)のトップにたって、リーグ全体の統制をとる最高権威者の役職である。現在のNFLコミッショナーであるロジャー グッデルは、年間40億円ほどの報酬を得ているといわれている。
NFLのコミッショナーの役割
世界的にみても最も大きなリーグであるNFLのコミッショナーが有する権限は非常に高く、リーグ全体に関わる施策や決定などに対して深く関わりをもつ。以下、NFLのコミッショナーが実際に行ってきた例をご紹介する。
運営システムの構築・改善
試合時間の短縮やレギュラーシーズンの試合数増加を検討したりする。また、過去にはNFLヨーロッパの廃止を決める大きな決断をしたこともある。
選手の労働組合との交渉
選手の労働組合や審判と交渉をしてリーグ全体の運営コストを管理する。
メディアパートナーとの交渉
テレビやネットニュースなどのメディアパートナーと交渉をして、放映権などに関わる収入面に対して責任をもつ。
NFLの歴代コミッショナー
- Elmer Layden (エルマー レイデン):1941-1946年
- Bert Bell(バート ベル):1946-1959年
- Austin Gunsel(オースティン ガンセル): 1959-1960年
- Pete Rozelle (ピート ロジール):1960-1989年
- Paul Tagliabue(ポール タグリアビュー):1989-2006年
- Roger Goodell (ロジャー グッデル):2006-現在
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