オーバータイムの意味
アメフトのオーバータイムとは、全ゲーム時間が経過しても同点で決着がつかない場合に適用される延長戦のことを意味する。オーバータイムは、「サドンデス オーバータイム」とも呼ばれ、タイブレイクと同義である。
基本的に、オーバータイムは15分であり、どちらかのチームが最初に得点を入れた時点でゲーム終了となる。15分が経過しても得点が入らない場合は、決着がつくまで15分刻みのオーバータイムが適用されていく。
オーバータイム(超過節)の公式規定
第4Q終了時に両チームが同点のとき、日本アメリカンフットボール協会が制定するタイブレイクシステムを行う。
- タイブレイクに入る前は、審判員とキャプテンがフィールド中央へ行き、コイントスを行う
- オフェンスチームは、相手チームの25ヤードラインからプレイを開始する
- 得点を決めるか、新たな第1ダウンの獲得に失敗したら、攻守交代
- 超過節の表と裏が終わったタイミングで、合計得点の多いチームが試合の勝者となる
- 超過節の表と裏で合計得点が同じ場合は、超過節を繰り返す
*3回目の超過節以降は、タッチダウンを得点したチームは2点のトライをしなければならない(オフェンスによる1点のトライは不正ではないが、得点として認められない。)
*両チームは、各超過節に1回ずつのタイムアウトが認められる
(公式規則より一部抜粋・簡略化)