アメリカのアメフトプロリーグであるNFLには、全32チームが所属している。そのチームは、2つのカンファレンスという単位で大別されているのだ。それぞれのカンファレンスであるAFCとNFCについて徹底解説する。
AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)
AFCは、アメリカン フットボール カンファレンスの略であり、NFLを構成する2つのカンファレンスの1つである。AFCには16チームが所属しており、北・南・東・西の4つの地区に別かれている。
AFCチャンピオンはその後、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)チャンピオンとスーパーボウルで対戦してNFLの優勝チームを決定する。
>>AFCのチーム一覧<<
NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)
NFCは、 ナショナル フットボール カンファレンスの略であり、NFLを構成する2つのカンファレンスの1つである。NFCには16チームが所属しており、北・南・東・西の4つの地区に別かれている。
NFCチャンピオンはその後、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)のチャンピオンとスーパーボウルで対戦してNFLの優勝チームを決定する。
>>NFCのチーム一覧<<
AFCとNFCの違い
AFCとNFCに別れているのには、歴史的な背景がある。もともと1960年後半は、2つの独立したプロリーグが存在しており、NFLとしてリーグが統合されていなかった。つまり、2つのプロリーグはそれぞれのリーグ内でのみ、試合が行われていたのだ。
それぞれのリーグは、ライバル関係にあったこともあり、多くのアメフトファンがリーグ同士の対決を切望していたのだ。このファンの要望に応えるために、NFLという統合されたリーグが立ち上がって、2つのカンファレンス(もともとのプロリーグ)を維持したまま、頂上決戦であるスーパーボウルが行われるようになった。