アメフトの1ヤードの長さは何メートル?足を使った歩測も紹介

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アメリカンフットボールの試合を観戦していると「ヤード」という言葉をよく耳にする。ヤードは距離を表すのは分かるが実際にどれほどの距離・何メートルなのだろうか?ヤードの長さを説明するとともに、実際に計測する際の歩測をご紹介する。

アメフト フィールド

1ヤードは何メートル?

1ヤードは0.9144メートル

1ヤードは、0.9144メートルである。これはアメフト特有の単位ではなくゴルフなど他のスポーツでも用いられる一般的な単位である。

簡単な覚え方は「大食いしよう!」

細かすぎて覚えられない!という方に、語呂合わせをご紹介。アメフト好きなあなたへ、「大食しよう!」で覚えましょう。「0.9144=オーグイシヨー=大食いしよう!」これで忘れることはないだろう。

メートルを使わない理由

アメリカンフットボールは、アメリカ発祥のスポーツであるためアメリカの慣習に従っている。アメリカではメートル法は馴染みが少なく、マイルやヤードが使われるのが通常なのだ。

1ヤードの歩測

1ヤードは、1.2歩である。成人男性の少し大股の歩幅が1ヤードであると覚えておいていただきたい。アメフトでは、足の歩幅で計測する歩測というものがある。少し大きな一歩で、一歩あたり1ヤードとして歩きながら計測していくのだ。これは、練習でコートを引くときなど、すぐに距離感を把握できて非常に便利である。

歩幅

1ヤードは何足分?

1ヤードは、成人男性の靴の長さ3足分に相当する。一足当たりおよそ30センチであるため、3足で約90センチ(およそ1ヤード)が測れるのだ。歩測よりも、若干正確といえる。

シューズ

1ヤードよりも小さい単位

ヤードよりも小さい単位として、「インチ」というものがある。例えば、ゴールラインぎりぎりの地点から攻撃する場合は、「ゴール前インチ」という表現をして、ゴール前1ヤード未満ということを示す。

インチ

今から試合を観戦する方へ

ヤードだと分かりづらい!と思う場合は、フィールドの両サイドにある「オレンジ色の目玉」に注目だ。この2つの目玉(ヤードチェーン)の間は、必ず10ヤードになっている。この10ヤードを4回の攻撃以内で超えなければ攻守交代になってしまうのだ。

参考:アメフト初観戦の方必見!アメフト楽しみ方は「オレンジ色の目玉」に注目するだけ

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